雲一つない、夏の朝。(大阪環状線:大阪府)
- 323
目覚めると清々しい、雲一つない青空。
甲子園での高校野球が決勝戦を迎え、いよいよこの夏も終盤にさしかかった朝。
思い立ってカメラ片手に大阪・城東区へ。
大阪城を西に望み、河内から流れてきた寝屋川が大川(旧・淀川)に合流するこのあたりは近世以来商都大阪の中心部。
昔太閤、今OBP。
平日朝なら慌ただしいビジネスの靴音が響くであろう界隈も休日の朝となればしんとしている。
時折轟々と音を立てて鉄橋を渡って行くのは大阪環状線の103系。
大阪の顔として長らく街並みをぐるぐる回り続けてきた大ベテランも後継新型電車の投入でついに追われる身に。
こんな天気の良い朝は標準レンズでのびのびと風景的に撮影してみたくなる。
選択したのは「なんちゃってツァイス」と評されるSONYの隠れた銘玉、DT 16〜80/3.5〜4.5 ZA。
少々クセ玉ではあるが濃厚な味わいのお気に入りの一本である。
橋のたもとにカメラを据え、時折通る地元の方に話しかけられながらいろんな構図を試してみるのもまた楽しい。
世話好きな「おっちゃん」「おばちゃん」もまた、大阪らしい光景。
世間が騒がしくなる前に、大阪のありのままの日常風景に溶け込むオレンジの帯をシュートしてみた。
アルバム: 鉄道ぐらふぃてぃ。
お気に入り (0)
まだお気に入りに追加している人はいません。
コメント (0)
まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか？
コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録（無料）するとコメントできます。
