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塩煮干しらーめん・中@七彩・中央区八丁堀

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写真: 塩煮干しらーめん・中@七彩・中央区八丁堀

写真: 塩そば@ルリカケス・江東区木場 写真: すりおろした安曇野山葵とそれ用のおろし金@大至・文京区お茶の水

麺や 七彩
  中央区八丁堀2-13-2 ドミノビル1階

 7月31日は七彩(しちさい)の日だそうで、それを記念してTwitter限定「塩煮干しらーめん」を8月6日までの1週間販売するそうだ。煮干しラーメンは醤油味が一般的だが、塩ベースでもかなり美味しくできるものの見栄えが少し悪いので普段は出していないものなので、七彩としては稀少価値はかなり高めとツイートしていた。確かに、塩味で煮干しと名乗っているラーメンは、約3千杯に及ぶ自分の記録の中にも10杯ほどしか見当たらないので、稀少ということは間違いないだろう。このため、この機会を逃すまいと週明け早々に訪れた。11時25分にお店に着くと、数席が空いていてすんなり座ることができた。その前に、入口入ってすぐ左手にある券売機で食券を購入する。1200円。このメニュー、実は券売機のボタンに表示はないものの、食券の購入方法はTwitterに記載されている。すなわち、Twitterを見ていない限り購入できないことからTwitter限定なのだ。その食券を手渡す際、店員さんから「麺の量は並、中、大のいずれにしますか?」と問いかけがあり、麺量は覚えていなかったもののある程度は食べられそうな気分だったので中でお願いした。このお店は全席が厨房を囲むようにL型に配置されたカウンター席だが、今回は入口に近い側に座ったためオーダーを受けてからの製麺工程を目の当たりにすることができた。それは、ボウルに入れた小麦粉にかん水等を加えてこね、平たく丸い餅状にまとめたら麺打ち台の上でのし棒を使いながら伸ばしていき、最後は折り畳んで麺切り台の包丁で連続カット。その後は、十分に手ごねしてから茹で釜に投入という工程だった。
 10分ほどで配膳された丼からは煮干しのいい香りが立ち上る。手打ち、手切り、手ごねの自家製麺は、麺幅が4〜5mmと比較的整った平打ち麺で、周囲は軟らかいものの中心部には弾力が残っていてモッチモッチしている。小麦の風味もしっかりと感じられるし、十分に手もみされているのでスープの絡みもよく美味しい麺だ。スープ表面には香味油と一体化したような魚粉の微粉末が浮いており、それをレンゲで押しのけると、薄濁りの半透明で淡い醤油色のスープが見えた。煮干しがしっかりと効いているものの、煮干し特有の苦みとかエグミとかは一切なく、また、風味の強い醤油が使われていないので上品とは言えないもののマイルドで、しっかりとした魚出汁の香りと旨味が感じられこれはめちゃくちゃウマい。また、塩味スープだと塩気を立たせたものも結構あるが、これはむしろ薄めといってもいいくらいの塩加減なのも新鮮だ。チャーシューは2種類で一つは間違いなくバラ、一方、もう一つはモモだろうか自信がない。どちらも大きさはそれほどないが、7〜8?の厚みがあり、口に入れると肉を食ってる感がある。それ以外の具材は、細く裂かれた多めのメンマ、木口切りのこれも多めの青ネギ。前述のように全くしょっぱくないスープだったので、麺を食べてはスープをすくい…を繰り返しているうちに完飲した。
 帰宅後、記録を見ると麺量は並200g、中250g、大300gで、汁ありで250gは自分的には多めだったが、お腹をさすることもなくペロリと平らげられた。

・お気に入り度:〇+

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