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サザエの肝の和えそば@稲荷屋・台東区稲荷町

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写真: サザエの肝の和えそば@稲荷屋・台東区稲荷町

写真: そら豆の冷製冷やし帆立を添えて@SHIBASAKITEI+・世田谷区梅ケ丘 写真: (再)となりのトロロ〜昆布スープと丸鶏ジュレの冷やし麺〜+味玉@ビリケン・台東区浅草

らーめん 稲荷屋
  台東区元浅草2-10-13 島田ビル1階

 平日のこの日、1日限りの限定メニューがサザエを使った和えそばとツイートされていたので、これは珍しそうと訪れた。この日も夏日にはなったもののそれほど暑くはなかったので、健康づくりも兼ねてチャリチャリと30分ほど頑張り11時半にお店に到着。券売機で食券を購入するために数人が並んでいたが、お店自体は2/3ほどの入りでまだ空席があった。お店に入ってすぐの所にある券売機に限定メニューの説明書きが張ってあるのを確認し、空いていたカウンター席に座った。すると、すぐに店員さんがやってきて、何も聞かずにいきなり「1500円です。」と言われたので、そのとおりに支払って注文完了。
 10分弱で店主さん直々に手渡しされ、その際「軽く混ぜて食べてね。」と言われた。お箸を突っ込んで丼の底を確認したが、タレと言おうかソースはあらかじめ麺と和えてあるので、底には少量溜まっているだけで気にするほどではなかった。混ぜろの真意はそうではなく、麺の上に載る白髪ネギと木の芽を上手く麺に混ぜろという意味だったようだが、汁気がほとんどないのでまあ混ざらないこと甚だしい。混ぜるというよりは白髪ネギを散らすようにして、著しい偏りが生じない程度に麺と白髪ネギ及び木の芽を何とか混ぜた。麺はウエーブが付いたやや細めの中麺。低加水麺のようで、弾力は感じられないが比較的しっかりとした歯応えがあってコキコキ、プツプツとした食感だ。前述のようにソースと麺はあらかじめ和えてあり、そのソースは、券売機に貼ってあった説明書きによれば、ベースの出汁としてムール貝5?を1リッターに濃縮し、そこにサザエの肝、バター、エシャロット、醤油、味醂、昆布出汁を合わせたものとのこと。サザエの肝というと磯の香りと軽い苦味を連想するが、このソースはそのどちらも控えめな一方でバターの風味を強く感じる。また、麺にはサザエの身のスライス1個分が混ざっているが、この身も、シコッとしたサザエらしい食感はあるものの磯の香りは乏しかった。
 麺量は180gだそうで、味の濃さとも相まって食べごたえは十分だった。海をもう少し感じることができたらもっとよかっただろう。

・お気に入り度:〇

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