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センサーサイズ実写比較

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写真: センサーサイズ実写比較

写真: 17:00 Canon EOS 5D3 写真: 初夏の参道

ご無沙汰しています、寂夜です。今日はちょっとした実写結果比較をしてみますね。ご興味ある方も多いと思われる「センサーサイズの差による画質の差」についてです。
手持ちのカメラ・レンズの中から大きい順に「フルサイズ(35mm)」「APS−C」「マイクロフォーサーズ」の3台と三脚2本(1本は貧弱なもの)で、僕のお気に入りの場所「千葉新港埠頭桟橋(K'sハーバー)で、夕暮れのマジックアワーを手持ちレンズの中からなるべく同じ画角で撮り比べてみました。
フルサイズはCanon EOS 5D MarkIIIで2012年製の22M画素機、光学式ファインダーの中型一眼レフで高感度に強い機種。2022年の中古相場は良品で9〜10万円。
APS−CはPENTAX K-7で3年も古い2009年製の14M画素機、光学式ファインダーの小型一眼レフで高感度に超弱い機種。2022年の中古相場は良品で2万円前後。
マイクロフォーサーズはOLYMPUS OM-D E-M5で2012年製の16M画素機、電子式液晶ファインダーの超小型ミラーレス一眼。2022年の中古相場は良品で2万円前後。
年代としてはAPS-CでPENTAXなら同じ2012年製のK-5iis(持ってます)を比較すべきなのですが、敢えてK-7としたのは作例で示すその発色・諧調性にあります。
使い勝手は5D3とK-7はサイズが適当で自然に手に馴染み、マジックアワーでも光学式ファインダーの視認性も問題なく、操作性は良好です。一方E-M5は非常に小さいためボタン操作がし難くく、ファインダーは液晶なので明るいですが拡大しなければ細部は見えません(このサイズと電子式ファインダーに慣れていない面もアリ)。
撮影直後に背面液晶モニターに表示される画像は、5D3が断然綺麗で、K-7は地味だけど肉眼に近い表示、E-M5はド派手で明瞭な表示です。でもこれ、この後の作例を見て貰えると分かりますが撮れている写真とは違うんです。Canon機は撮影直後の表示で「やった!」と思っても後でパソコンで見て「えっ?」となりがちです。
カメラ設定は全てAv(絞り優先自動露出)で露出補正はなし(一部誤ってEV-0.7がアリ)、画像仕上げ「風景」(E-M5は風景が無いのでi-Finish)のJPEG撮りで、ISOはオート、ホワイトバランスはAWB、オートライティングオプティマイザ/シャドウ補正を標準で掛けて撮影しています。レタッチでは明るさをだいたい合わせるのとリサイズと表題入れを行っています(色は弄っていません)。
絞りはレンズの差が出難いようF11まで絞っています(最後のショットはF5.6)。高感度が使えないため露光時間が長くなるK-7と、華奢な三脚でも耐えるE-M5は三脚に取り付け2秒セルフタイマー、5D3は高感度が使え三脚も無いので手持ちです(一部手振れアリ)。5D3の画角が変わっているのは誤ってズームリングに振れてしまったからでご容赦ください。
尚、3台のカメラ内時計を合わせていなかったのでEXIFの時刻はズレています(特に5D3は大幅に狂っていました、すいません。)
さあそれでは次ページからの作例をご覧ください。

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